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イシノミ目 イシノミ科 ヤマトイシノミ         
シリアゲムシ目 シリアゲムシ科  ヤマトシリアゲ        
アミメカゲロウ目      ウスバカゲロウ科 ウスバカゲロウ カスリウスバカゲロウ       
クサカゲロウ科  ヤマトクサカゲロウ類  ヨツボシクサカゲロウ       
ヒロバカゲロウ科 ウンモンヒロバカゲロウ         
ヘビトンボ科   タイリククロスジヘビトンボ ヤマトクロスジヘビトンボ       
センブリ科  ネグロセンブリ  クロセンブリ       
ゴキブリ目   オオゴキブリ科 オオゴキブリ アルゼンチンモリゴキブリ  マダガスカルオオゴキブリ  メンガタゴキブリ  ユウレイゴキブリ
チャバネゴキブリ科 モリチャバネゴキブリ        
ゴキブリ科  トルキスタンゴキブリ         
ハサミムシ目   オオハサミムシ科 オオハサミムシ        
ハサミムシ科   ハサミムシ ヒゲジロハサミムシ  コバネハサミムシ    


イシノミ目 イシノミ科 



ヤマトイシノミ

Pedetontus nipponicus

体長 10〜15mm
八幡市で見られる。
無変態であり、翅のない、原始的な昆虫。甲殻類のような姿です。日本全土に分布し、周年見られるとあります。特に、東日本では普通に見られるということです。
素早く動き、撮影には苦労しました。他の昆虫を撮影している時、邪魔な枯葉を除くと出てきました。
ヒトツモンイシノミに酷似していますが、腹部先端の黒斑で識別できます。

2012/7/16 八幡市 

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シリアゲムシ目 シリアゲムシ科

 シリアゲムシの仲間達は色々と種類があり、是非とも、会いたいものですが、残念ながらヤマトシリアゲしか出会っていません。

ヤマトシリアゲ

Panorpa japonica

体長 13〜20mm。
4月〜7月 8月下旬〜10月
八幡市では多く見られる。
盛夏を除き、春から初夏に現れる春(黒色)型と、晩夏から秋に現れる夏(褐色)型がある。

2015/4/29 八幡市  春型♂
2014/8/29 八幡市 夏型♀  2014/8/29 八幡市 夏型♂ 2014/8/29 八幡市 夏型♀

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アミメカゲロウ目

小さな顔部分に特徴のある識別点があるものが多く、なかなか上手く撮れません。今後の課題です。


ウスバカゲロウ科



ウスバカゲロウ

Baliga micans

開張 75〜85mm
5月〜10月
八幡市では普通に見られます。
アリジゴクとして幼虫は有名。

2007/7/8 八幡市

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カスリウスバカゲロウ

Distoleon nigricans

開張 70〜80mm
6〜10月
八幡市で見られます。
翅にカスリ状の模様がある。似た種に海岸砂丘に生息するコカスリウスバカゲロウがある。本種は一回り大きい。
幼虫はアリジゴクを作らない。画像は自宅に飛来したもの。近所には木津川があり、砂浜と河畔林がある為、生息に適しているのでしょう。

2018/6/2 八幡市 
2018/6/2 八幡市   2020/8/5 京都市 

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クサカゲロウ科



ヤマトクサカゲロウ

Chrysoperia nipponensis

開張 22〜29mm
6月〜11月
八幡市では普通に見られます。
背中には黄色の筋があり、葉脈は体色と同じような色。似た種が多く、頭部、顔部分、翅等を上手く撮影しないと識別できません。
撮影したものの中には、斑紋も違う個体もいますので別種かもしれません。脆弱な種ですので、捕らえて撮影するのも躊躇している現状です。

2014/6/17 八幡市 2014/7/1 八幡市 2014/7/29 八幡市
2014/10/21 八幡市 2014/5/10 八幡市 2018/6/14 八幡市

ゴミや他の虫の脱皮殻など、様々なものを背負っています。
 
2014/6/26 八幡市 幼虫 2014/7/5 八幡市 幼虫

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ヨツボシクサカゲロウ

Chrysopa pallens

開張 35〜45mm
4〜10月

個体数は多く、普通に見られる。顔面に4つの黒紋があるのが特徴。

2017/10/10 八幡市

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ヒロバカゲロウ科


ウンモンヒロバカゲロウ

Osmylus tessellatus

開張 50〜55mm
4月〜10月
八幡市では出会っていません。
山中で出会いましたが、撮影は失敗

2008/6/7 京都市

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ヘビトンボ科


タイリククロスジヘビトンボ

Parachauliodes continentalis

開張 80〜92mm
5月〜7月
八幡市では出会っていません。
奥深い山中で出会いました。ヤマトクロスジヘビトンボとは、翅脈の形状で識別することができます。

 
2009/6/20 滋賀県 

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ヤマトクロスジヘビトンボ

Parachauliodes japonicus

開張 90〜102mm
5月〜7月
八幡市で見られます。
目の前に飛んできました。前種と酷似していますが、翅脈を撮影できれば識別できます。翅の幅も異なるそうですが、捕らえて測定してみないと分かりません。

2015/6/10 八幡市   

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センブリ科



クロセンブリ

Sialis melania

開張 23〜26mm
4〜7月

翅は黒色半透明。ネグロセンブより黒味が強い。昼行性。

2019/5/24 八幡市 2019/6/1 八幡市

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ネグロセンブリ

Sialis japonica


開張 20〜30mm
4〜7月
八幡市では出会っていませんが、生息はしていると思います。
翅は暗褐色半透明でつけ根が黒色。クロセンブリに似ていますが、翅色が異なります。昼行性。

2018/4/18 京都市  水面を滑空する多くのネグロセンブリが見られました。  

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ゴキブリ目

誰でもご存知の、家屋にも現れるクロゴキブリ、ヤマトゴキブリ、チャバネゴキブリはまだ撮影していません。

オオゴキブリ科


オオゴキブリ

Panesthia angustipennis

体長 37〜41mm
4〜10月
八幡市で見られます。
幼少の頃、ゲンジ(クワガタ虫)捕りに行った時、クヌギやシイの大木の洞は必ずチェックします。大きなゲンジがいたと思うと、オオゴギブリだったということがあり、キマワリ類等と共に、紛らわしい種類でした。

2008/7/13 八幡市  2018/6/26 京都市 幼虫 朽木下にいたもの。

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アルゼンチンモリゴキブリ

Blaptica dubia

体長 約50mm
南アメリカに分布

デュビアと呼ばれ、大型熱帯魚、爬虫類、大型両生類の餌として販売されています。
コオロギなどと比べ、大変丈夫でよく増え、つるつるした壁を登れないので脱走の心配もなく、雌、幼虫には羽がありません。
画像は飼育個体を撮影させてもらいましたが、プラケース越しで上手く撮れませんでした。

2018/6/20 飼育個体

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マダガスカルオオゴキブリ

Gromphadorrhina portentosa

体長 約〜70mm
マダガスカルに分布

別名ヒッシングコーチ。求愛や威嚇、手でつかむとシーシーと鳴くことで有名。気門で空気を激しく出し入れして音をたてます。
翅が無く、飛べないので飼育し易く、ペットとして普通に売られています。

2018/6/20 飼育個体

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メンガタゴキブリ

Blaberus sp.

体長 約〜90mm
南北アメリカに分布

ペットとして普通。オオメンガタブラスベリゴキブリ、オオメンガタゴキブリ (Blaberus giganteus) 等々として販売されているものもあるが、画像の個体は正確な種は不明。
動きは素早いがつるつるした壁は登れないので飼育し易い。

2018/6/20 飼育個体

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ユウレイゴキブリ

Eublaberus prosticus

体長 ♂39〜42,♀46〜49mm
中央アメリカ、西インド諸島に分布

ペットとして普通。オレンジヘッドローチとして販売されている。触ると油で揚げたような香ばしい匂いがする。動きは素早いがつるつるした壁は登れない。
肉食傾向もある。

2018/6/20 飼育個体

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ゴキブリ科


トルキスタンゴキブリ

Shelfordella lateralis

体長 19〜25mm
別名 チュウトウゴキブリ、レッドローチ

外来種として大阪市、神戸、滋賀、名古屋などで確認されています。
アフリカ東部、中央アジア、北アメリカなどが生息地。
大きくならず、体がやわらかい。また、繁殖させやすく、つろつろした壁を登ることができないために飼育が容易として、肉食性昆虫、爬虫類の餌としてペットショップなどでも販売されています。

2018/6/20 飼育個体

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チャバネゴキブリ科


モリチャバネゴキブリ

Blattelia nipponica

体長 11〜13mm
5月〜11月
八幡市では普通に見られます。
林内の落ち葉の下などに多く、樹液の出ている樹木周辺には多い。

 
2014/6/1 八幡市  2014/10/12 八幡市 幼虫 

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ハサミムシ目 



オオハサミムシ科


オオハサミムシ

Labidura riparia

体長 25〜30mm
4月〜10月
八幡市では普通に見られます。
河川敷の石の下などに多い。

2014/9/17 八幡市 2015/8/28 八幡市 ハサミのクローズアップ

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ハサミムシ科


ハサミムシ

Anisolabis maritima

体長 18〜35mm
5月〜11月
別名 ハマベハサミムシ
八幡市では多く見られます。
湿った場所の石の下等に多い。
石等を除くとよく出てきますが、隠れられるまで動きまわり、撮影しにくいものです。

2013/9/7 八幡市 

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ヒゲジロハサミムシ

Anisolabis marginalis

体長 18〜33mm
5月〜11月
八幡市では普通に見られます。
触角の先端付近が乳白色、脚も乳白色で付け根は黒い。後脚の基部よりに幅が広い黒帯がある。

 
2014/8/11 八幡市  

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コバネハサミムシ

Euborellia plebeja

体長 12〜16mm
5月〜11月
八幡市では普通に見られます。
触角の先端付近が乳白色、脚も乳白色で腿節の真ん中あたりに幅が狭い黒帯がある。
酷似しているヒゲジロハサミムシとは大きさもかなり異なり、胸部背には小さな翅の痕跡がある。
コヒゲジロハサミムシも似ているので注意。

2015/9/4 八幡市  


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